こんにちは。フリーランスエンジニアでランナーのさとるです。
今回は、マラソンをするにあたりどんな本を読んでおくといいかということについてお話しします。
「さあ、走ろう」と思っても最初の頃はただひたすら走っていたり、
どんな練習をしたらいいのかわからなかったりしますよね。
本屋さんやネットで検索して情報はたくさんあるけれど、
どれを読んでいいのかもわからないし、
あまりに分厚くて読む気も失せることもあります。
そこで、私自身が読んだ本の中で3冊選んでみました。
私も含めエンジニアの方は計画的に進めたい方が多いと感じますので、
根拠を挙げさせていただきました。
以下の観点から選びました。
- 練習メニューが記載されていること
- 薄くて読み進めやすいこと
- 本の内容を実践しやすいこと
では、早速ご覧ください。
目次
知識ゼロからのジョギング&マラソン入門(小出義雄 著)
■対象読者:これからジョギングを始める人~マラソン完走を目指す人
■特徴:走る前の段階のウオーキングのことから記載されています。
「走るのはまだつらいな」とか「初マラソンまでしばらく先だけどちょっと練習したいな」
と思った方はまずこの本を読んでみてください。
著者が高橋尚子さんを育てた小出義雄さんであることも大きなポイントです。
また、全体を通して平易に書かれていること、
走ることを難しく考えないでいいよというメッセージが込められていることもいいと思った点です。
金哲彦のマラソン練習法がわかる本(金哲彦 著)
■対象読者:マラソン大会に初めて出場する人
■特徴:この本は目標となるレースが決まっている人におすすめです。
100日間の練習メニューが具体的に書かれており、
書いた内容をすぐ実践に移すことが可能です。
また、この通りやればタイムが出せるという自信にもつながります。
完走目標の方に対しても、メニューが提示されていることが素晴らしい点です。
また、それぞれのトレーニングについても説明が詳しいので、
どのような目的でそのメニューを行うのかが理解しやすいです。
本の通りに行うことでも効果がありますが、
アレンジができるとなおよいです。
基礎からわかる!中長距離走トレーニング (櫛部静二 著)
■対象読者:何度かレースに出場したことのある人~4時間切り、3時間切りなど記録を目指す人
■特徴:この本についてはある程度練習を積んだ方が読むといいと思います。
本自体はそれほど厚くはありませんが、
内容は凝縮されていて濃い内容になっています。
筆者が運動生理学を学んでおられて、
その経験も反映されているため科学的な根拠を知りたいというニーズにもこたえられている1冊です。
マラソンのみならず陸上競技全般について記載があり、
また期間ごとのメニュー案だったり、実際に実業団選手がこなしたメニューなども書かれています。
この本についてもそれぞれのメニューの意図などが書かれていますので、
読みやすい本です。
ケアの方法や栄養面などについても詳細に記載がありますので、そういった意味でもある程度練習を積まれた方で、
記録に伸び悩んでいるなどの方はご一読を勧めます。
さいごに
ランニングもやり始めると奥深いものでして、
ただ走るだけではないということが本を読んでみるとよくわかります。
今回ご紹介した3冊の本は割とコストパフォーマンスもいいですし、
納期(レース)も見据えて計画的に練習を進めるには非常に良い本です。
以前フリーランスがランニングをすべき3つの理由でも触れましたが、マラソンを行うことで病気のリスクを減らすことができます。
また、フリーランスエンジニアならではの計画的なトレーニングをすることにより、結果として数値に現れてくるということが喜びになり、楽しみとなります。
ぜひ、私とともに楽しんで走りましょう。
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